本日きのわオンラインショップにご来店いただいた皆様、ありがとうございました。
雨こそ降らなかったものの、強風が吹き荒れる会津でした。そんな中でも、フラフープをして遊んでいる子供を見かけました。子供は風の子!ですね。

さて、前回の「きのわの『木の話』伐採がCO2削減!?その1」の中で、木は、老木となり腐敗して倒れるのを待つのではなく、その状態を見ながら計画的に伐採することが自然環境のためにはよいということをお話ししました。
このように計画的に老木を選んで伐採する、いわゆる計画伐採を行うとどんなメリットがあるのでしょうか?

ためになる「きのわの木の話(きのわ)その2」をどうぞ。

*   *   *

この写真ではわかりにくいかもしれませんが、数年前に伐採した老木の切り株から若木が芽吹いている様子です。

切り株から芽吹く若木

どこの世界も同じですが、これらの若木の中で勝ち残った1本が成木となります。

若木の生存競争

木がCO2をより多く吸収するのは、若木が成木になる時なのだそうで、人間と同じく育ちざかりの若々しい(?)木らしいです。
老木は腐って倒れる前に用材として頂戴し、むしろ若木を育てて適度な若返りを促していくことが大切なんですね。

ちなみにこれは、推定樹齢600年といわれるトチの王国にある「大王」です。

樹齢600年のトチの木

もうすでにところどころ穴があき始めています。
場所の問題もあり、伐採することは不可能かもしれないとのこと。
自然に倒れるのを待つのでしょう。

ですので、我々人間が森に対してお手伝いできることは、森の若返りのために成木・老木を計画的に伐採し、若木が元気よく育つことができる環境を作ってあげることです。
そして森に携わる人たちへの感謝を忘れないように・・・。

きのわはこれからも森の循環に積極的に協力することを誓います!

きのわの「木の話」 伐採がCO2削減!? その2

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