本日きのわオンラインショップへご来店いただいた皆様、ありがとうございました。
風がひんやりとして、過ごしやすい一日でしたね。
さて、きのわの木はり絵は、薄い木の板を貼り重ねてつくるのに、立体感がありますねとよく驚かれます。
キャットカーニバルを斜めから見たところ。
確かに、少しネコさんが浮き上がって見えます。
秘密はこれ。
黄色い矢印の先にあるのは、厚紙を4種類の太さに切ったもの。
厚み1mmのこの厚紙を、木はり絵では「スペーサー」と呼んで、立体感を出すのに使います。
ネコさんの台紙は、こんな風になっています。
よく見ると、ネコのシルエット以外に、四角い枠線もところどころにありますね。
「スペーサーB 長さ:30mm」などと書いてあります。
これは、スペーサーB(太い順にA、B、C、Dとなっています)を、30mmの長さに切ってここに貼って下さい、という意味です。
スペーサーをはさみでちょんちょんと切って、説明書通りに貼っていくと、
となります。
この上に突板を貼り重ねていくと、立体感のある木はり絵の完成となるわけですね。
逆に、街並みシリーズは、あえてスペーサーを使わないで、イラスト風を強調しています。
きのわの隠れたこだわりにも、ちょっとだけご注目ください。
素敵なデザインの木はり絵手作りアートキットを多数そろえております。
⇒ きのわオンラインショップ へぜひご来店ください
木はり絵が立体的に見えるわけ ~スペーサー~