本日きのわオンラインショップへご来店いただいた皆様、どうもありがとうございました。
今朝の雪にはびっくり!でしたね。夕方にはほぼ消えてしまいましたが。
木はり絵では、出来上がりにより立体感を出すために、「スペーサー」という厚紙を使います。
こんな感じですね。
こうすることで、木のシートを貼り重ねただけよりも、浮き上がって見えるのです。
かっこいいですよね。
でも、このスペーサーを貼る作業が絶対に必要かというと、実は、なくても完成します。
木はり絵の中には、あえてスペーサーを使わない作品もあります。
街並みシリーズです。
街並みシリーズは、原画の雰囲気を活かすために立体感を出さない方を選んだのですが、木のシートを貼り重ねただけでも、意外に立体感があることに、皆さん驚かれます。
ということで、結論としては、スペーサーは使わなくても、大丈夫です。
なぜこんなことをわざわざ記事にしたかといいますと…
先日、1本のお電話をいただきました。
89歳というご高齢のご婦人が、スペーサーがよくわからなくて、なんだか難しそうだから、続きをつくってくれませんか?という内容でした。
ああ、駆けつけられるところなら、すぐにでも駆けつけて一緒につくって差し上げたい!と思いましたが、ちょっとそういう距離ではありませんでした。
先日ご紹介した「木はり絵合宿」みたいに、何人かでああでもない、こうでもない、とおしゃべりしながらできるお仲間がおられればいいのですが、そうもいかないみたいで。
そこで、ご紹介したやり方が、スペーサーはもう脇に置いておいて、木のシートだけを貼り重ねていってください、というものでした。
理由の一つは、せっかくつくりかけた木はり絵を、なんとか完成していただきたかったこと。
もう一つは、スペーサーは、厚さ1mmの厚紙なので、実は、長さをカットするのに、ちょっと力が必要なことです。
木のシートは、紙のように扱えますので、カットするときもそれほど力が必要ではありません。
でも、スペーサーは、小さなお子様や年配の方には、ちょっとかたいな、と感じる方もいるかもしれません。
どうぞ、そこで、できな~いと、やめてしまわず、スペーサーを使わないやり方をお試しください。
こんなやり方もある、ということで、ゆったりと気楽な気分でお楽しみいただければと思います。
素敵なデザインの木はり絵手作りアートキットを多数そろえております。
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