本日きのわオンラインショップへご来店いただいた皆様、どうもありがとうございました。
昨日の大雪も今日は融けてしまいましたが、またまた西の方から何やら荒天が来る気配。春までもう一息です。
久しぶりに、木はり絵「バベルの塔」をつくりました。
絵画の方は、なんだか見たことあるな~という程度だったのですが、木はり絵の雰囲気にぴったりマッチして、迫力があって、大好きなデザインです。
せっかくなので、一層一層貼り重ねている工程を写真に撮ってみました。
まず、ベースとなるトチからです。
この上に貼っていくための、ガイド線が描かれています。
2層目を貼ります。
一つのパーツが大きいと、切ったり貼ったりしにくいため、このように見えないところで分割されています。
そして、バベルはこの2層目からキハダ、アサダ、ヒノキ、スギと、いろんな種類の木を使うゴージャスさ!
この時点では、出来上がりの予想ができないので、なんだかわくわくしますね。
さて、2層目に貼った木のシートをよく見ると、貼り付けガイド線のほかに、四角く囲まれた点線があります。
これは、立体感を出すために、厚さ1ミリの厚紙(スペーサーといいます)を貼る部分です。
貼る場所によっては、高さを出すために2枚重ねるところもあったりしますが、それもちゃんとシートに描いてありますよ。
緑の矢印が「2枚貼り」です。
描いてある大きさに厚紙を切って、貼っていきます。
こんな感じ。
斜めから見ると、1枚貼りと2枚貼りの違い、わかるでしょうか?
このスペーサーを貼る作業、表からは見えない、地道な作業です。
突板シートを切るよりは簡単なはずですが、なぜか気を使う作業でもあります。
というわけで、今日はここまでにしましょう。
ちなみに、4月から東京都美術館で、「バベルの塔」がテーマの展覧会が開催されます。
やっぱり、人気があるのかしら?
素敵なデザインの木はり絵手作りアートキットを多数そろえております。
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