週末と本日きのわオンラインショップにご来店いただいた皆様、ありがとうございました。
きのわも、今日から通常営業です。
さて、このブログも今回で104回目となりました。
本当は、100回記念で何か特別な記事を書こうかと思ったのですが、ちょうどイベントやゴールデンウイークと重なってしまい、バタバタしていたので、落ち着いてから、というわけで、さっそく今回から2回連続で、「100回記念!きのわの『木の話(きのわ)』」をお届けします。
少し前になりますが、福島県は会津三島町にある、森のしごと舎主催の「『栃の王国』春の見学会」に参加した時の様子です。
なんと、このブログ第1回目の記事が「『栃の王国』見学会」(9月)、第2回目が「『栃の王国』伐倒見学会」(11月)でした。
やはり、きのわとトチの木は、切っても切れない仲なのですね。
久しぶりの木の話だし、100回記念だし、ということで、執筆は木の話を始めたらとまらないきのわスタッフが担当しました。
ちょっとためになる木の話、どうぞお楽しみください!
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4月23日(土)のことです。きのわの本拠地の会津若松からほど近い、トチの王国との別名もある三島は美しい新緑の季節を迎えていました。
「森のしごと舎」が主催する春と秋の見学会では、遠く東京や沖縄からも参加されるほど魅力たっぷりの内容です。
特にトチの大木や日本有数のブナ林など、奥会津にはまだまだ人を引き付ける魔物が住んでいるようです。
こちらは樹齢推定300年のトチの木。迫力が違いますね。
その周りには発芽中のトチの実(種)が落ちていました。
木はどのくらいまで長く育つと思いますか?
このトチを見てもわかるように、200~300年ほどはたくましく育っているように見えます。
しかしそのあとは徐々に各所が腐りはじめ、いずれ自然に倒れていくことになるのです。
倒木は分解される過程で、これまでため込んできたCO2を放出し、非常に長い時間をかけて土に返っていきます。
腐敗の様子でその木の状態をつかんで、自然に任せて倒木となる前に伐採することが本当は良いことなのだそうです。
(きのわの「木の話」 伐採がCO2削減!? その2 へ続く)
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